
今回は私が40代女性からよく相談を受ける「お相手選び」についてお話しさせていただきます。
40歳を過ぎての婚活は当然ながら失敗したくないわけですからお相手選びに慎重になりますよね。とある男性と出会ったものの、見た目は悪くないけど○○が気になって前へ進めないなんていう相談をとてもよく受けます。特に気にされる項目は、お相手男性の年収と職業。
お相手の年収が○○○万だと「マイホームが購入できない」「子供ができて私が働けなくなったら生活できない」「子供を大学へ通わせられない」など。職業が自営だと「もし商売が傾いたら生活できなくなる!?」「借金があるのでは?」○○○業だと「不況のあおりを大きく受けやすい」など。その他、お相手の年齢に対する不安や健康に対する不安など、先を見据えて心配しだしたらキリがないですよね。
もちろん不安材料はできるだけ少ないことに越したことはないですが、そもそもそのリスク判断の材料となる職業やそれによる年収、健康なども何も保証がない不確かなもの。例えばお相手が大手の上場企業に勤めていて年収が高くても、リストラに合うかもしれませんし、いつ病気となって働けなくなるかもしれません。はたまた、現在のコロナウイルス感染症拡大なんていう未曽有の危機がまたいつやってくるかわかりませんから、これからの未来は本当に予測不可能です。ちなみにこのコロナウイルス感染症拡大で経営が傾いている大手企業は山ほどあります。
そんなことで私が相談をいただいた女性には「不確かな未来を見据えてスペックを気にしすぎるよりも自分のお相手に対する恋愛感情を優先したほうがよいと思います」とお伝えしております。
お相手の男性は思いやりがあるか?自分に尽くしてくれるか?マメか?約束をしっかり守ってくれるか?堅実か?など人間性だけを見ると信頼できるステキな男性は意外と身近にいるものです。人間性さえしっかりしていれば、今回の感染症拡大のようなピンチに陥った時でもきっと乗り越えてくれることでしょう。
1回目に会った時「会話が楽しかった」「共通の話題で盛り上がった」「お相手のことがもっと知りたいと思った」「一緒にいて心地よかった」など良いところがあったなら、ぜひお相手にお礼の一つでも送り、2回目も会ってみることをオススメします。
人間的に成熟した40代。しかもこの先何が起こるかわからない世の中だからこそ、お相手の人間性を見る自分の力を信じてみてはいかがでしょうか。