
結婚生活にも影響する
前回、独身で実家暮らしすることのメリット、デメリットについてお話ししました。
今回はそのデメリットの続きです。
親に依存した不安のない自由がきく生活は、現実的な将来設計ができなくなり、結婚から遠のくというデメリット。
実はそれが、婚活においてだけでなく、夫婦で暮らす結婚生活にも影響を及ぼすのです。
一生懸命婚活をしてステキな人と巡り合い結ばれたのに、結婚生活が上手くいかなくなるなんて、とても残念ですよね。
そうならないように、親に依存してしまっている独身実家暮らしの方は、前回筆者がオススメした通り、一人暮らしをぜひしていただきたいです。
人間は歳を重ねていくと、仕事面でも生活面でも寛容性、協調性が身につくものですが、独身実家暮らしの方はその逆で、特に生活面において拘りが増えわがままになっていく傾向があります。
結婚生活が上手くいかなくなる事例は以下です。
- 自分の生活スタイルをなかなか崩せない。
- お相手の希望や提案を受け入れられない。
- 分担した家事をコンスタントにこなせない。
- 自分とは異なるささいなことが気になって仕方がない。
- お相手との約束事を忘れてしまう。
上記の多くが起こってしまうと離婚の可能性が高くなります。
要するに、上記のようなリスクは減らすためにも、いつまでも子供の立場である実家から出て、自立した一人暮らしをしましょうということです。
そうすることで、一人で生きていく不自由さ、人とともに生きる必要性などをしっかり感じられるようになるはずです。
そして、生活面においても広く他人を受け入れられるようになることでしょう。
最近は、30代、40代で独身実家暮らしをする方を「子供部屋おじさん」「子供部屋おばさん」なんて言ったりするようです。
こんなこと言われたら気分がよくないですよね。
特別な事情がないならば、そう言われないためにも、生活面でもしっかり自立することをオススメします。