
目標設定
相談所の活動でもっとも大事なことは、お相手とのコミュニケーション心の通い合いですが、より結婚へ近づくためにはそれと並行してやるべき大事なことがあります。それは時間の管理です。時間を意識することで成婚への道のりが大きく変わります。
出会いがどこであれ恋愛が結婚へ向かわない原因に、お互いまたはどちらかが時間の概念をないがしろにしているからというケースがとても多くみられます。この世の中のすべてが時間に支配されその時々のタイミングが交差することで動いており、時間の経過は、老い、出産、健康や環境の変化などに大きく影響を及ぼすため、この時間の概念をおろそかにすれば、手に入るものも入らなくなるのは言うまでもありません。
「3年間付き合っていた女性と結婚するタイミングを逃してしまい、結局別れることになりました」「長く付き合っている彼に結婚を迫ったらギクシャクして別れることになりました」といった相談を受け、あとあと双方に話しを聞くと本当はお互い「結婚してもよかった」なんていう話しはよくあります。もし二人が時間を大切にしていれば、このようなことは起きなかったかもしれませんね。
これは結婚相談所の活動において、比較的交際期間が短くても同じように起こりえます。お互いの気持ちがあっても前に進まない交際のまま時間だけが過ぎていくと何かしらの理由で結局お別れとなるのです。
では、相談所の活動で時間を管理するとはどういったことなのでしょう。時間の管理には「目標設定」と「3ヵ月ルール」の2つがあります。
まず「目標設定」。活動を開始する前に、会員様とカウンセラーがお話しして「いつまでに結婚する」という目標を決めます。続いて、そこから逆算して「プロポーズ」「真剣交際」「プレ(お試し)交際」と遡り目標期間を決めていきます。そして、それぞれの目標期間がある程度定まったら、それを達成するために月平均または週平均などで「お見合い」回数を決め、さらにそのための月平均または週平均などで「申込み回数」も決めていくのです。
「恋愛なのにそんな希望通りにいくものなの?」と思われるかもしれませんが、IBJの会員様は皆真剣に結婚を望む方々ですので、相性さえ合えばすんなりと実現できます。それは、結婚相談所ならではの「会員様全員が身元確認済み」「結婚に向かった本気の出会い」「サポートとルールに沿った恋愛交際」の3つがしっかり揃っているからこそ可能となるのです。目標設定は会員様の生活やお仕事が優先されますので、ご希望を達成するための目標設定がうまくできない場合もありますが、基本はこの目標を前提に活動していきましょう。
【次回にづづく】